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ゼロイチ起業ロードマップ

起業に必要な考え方

「将来稼ぎたいけど何をするべきかわからない」と言った相談が多かったので、最短ルートの成功事例を記載していきます。

起業について安易な精神論を語ってる方もいますが、素人がスキルなしの状態から稼ぐのは非常にハードルが高くなります。

学生起業家など数年間にわたって無償で働ける時間があるなら別ですが、基本的に誰でもすぐに真似出来る代替えの効く仕事(スキル)は間違いなく稼げません。

仮に物珍しい事業で運良く最初は上手くいったとしても数年経てば真似する競合が増加して市場飽和状態になります。

素人がSNSでフォロワーを集めてインフルエンサーとして活躍している事例もありますが、才能に左右されるのと収益化するまでの1~2年無償労働と非常に時間がかかってしまいます。

新規事業は基本的に「1年目赤字、2年目±0、3年目で黒字」を出せれば成功だと言われています。

理想としては世の中の企業が求める実務経験を2〜3年積み、すぐに取得しにくいスキルを活かすような仕事を請けることが望ましいと言えます。

どの事業でも売上に直結する営業は起業する上で必要不可欠となるため、最初は新規開拓営業職に就くことが一番最短ルート且つ再現性の高いやり方になります。

会社員と仕事

サラリーマンと聞くと若い方はネガティブなイメージを持つ方もいますが、選ぶ会社によっては最高のメリットを得ることが出来ます。

  • 経験・実績を積みながら給料がもらえる
  • スキルが身につく
  • 周りに相談できる環境がある

このように良いことづくしです。

デメリットはノルマが達成出来ない場合に酷い扱いを受けたり、退職に追い込まれることがあります。

選ぶ会社によって人生が大きく変わってしまうので、自身の将来展望から逆算して間違わないようにする必要があります。

私個人的には法人向けの利益率が高くて継続的に収益を上げやすい新規開拓営業をおすすめします。

個人向けの利益率が低い商品(サービス)営業だと薄利多売で回転率を高める必要があることから稼働工数が多くなります。

一昔前は気合いと根性で営業しまくる保険・通信系などの個人向け営業代理店ビジネスが流行っていましたが、近年は情報化社会により消費者の動向が変わってそのような会社は減っている印象があります。

英語・中国語を使える方だと「海外輸出企業向けのSNS、WEB広告営業」に就けば競合が少なく優位性が見込めると思われます。

独立の王道

営業として就業した後は所属会社と代理店契約交渉をして独立出来る様に話をしていきやすくなります。

実績があれば成果報酬をもらって収入に困らないですし、所属会社も利益増大するメリットから問題なく契約できることが多いです。

更に並行してターゲット顧客に合いそうな商材を取り扱っている企業と代理店契約を複数社交わします。

探し方としては「営業求人広告、代理店募集サイト」などでひたすら問い合わせして提携依頼をかけていきます。

代理営業の一例を出すと不動産賃貸会社が「インターネット、ガス電気、引っ越し」などを紹介して紹介料をもらっているものです。

このように契約顧客に対して一括で複数商材を売ることが出来れば利益増大します。

業界に特化した実務経験を積めば他者と差別化を図ることが出来、新規参入してくる他社にも負けないようなスキルが身に付いてきます。

個人で独立したらまずは1000万程度の利益を目指し、そのタイミングで法人化と手伝いする外注を使って組織規模を拡大していきます。

一例として多数成功されてる経営者の手順を下記に記載します。

  1. 特定業界の営業を行い、顧客課題把握とセールスノウハウを取得
  2. 営業代理業として個人で独立、1000万程度稼げるようになり資金を潤沢にする
  3. 法人化して会社組織構築
  4. 自分の代わりに仕事が出来る人材を育てる
  5. 特定業界の顧客情報・市場心理の精通経験を活かして独自サービス(製品)を開発

営業職の種類

世の中に存在している営業職について解説していきたいと思います。

営業職と言っても様々ありますので、適正に合った業種に就くと上手く活躍出来ます。

種類としては「個人、法人」と分かれますのでどれが自分に合うか参考にしてみてください。

個人向けの営業は「不動産売買、保険」など単価の高い商品を取り扱う企業と「不動産賃貸、通信」など単価の安い商品を取り扱う企業に分かれます。

単価の高い商品は購入可能な数少ない顧客を見つけて契約することが重要となり、単価の低い商品はスピード感を持って契約回転率を高めて薄利多売していきます。

法人向け営業は「新規開拓営業、既存営業(ルートセールス)」の2種類に分かれます。

新規開拓営業は新しい顧客を捕まえるために戦略を練って営業していくのに対し、既存営業は契約した企業のアフターフォローと追加契約を取りにいく業務に分かれます。

法人営業では高単価で長期的付き合いをすることが多いため、ビジネスマナーなど丁寧な言葉遣いと仕事対応を行う必要があります。

営業〜契約

どの営業もお金を出すキーマン(鍵となる決裁者)が誰か把握する必要があります。

個人営業は「母親、子供、父親」の誰が主体でお金を出すか?誰にどのようなことを言えば刺さるか?を考えて契約を取りに行きます。

それに対して法人営業は「社長、部長」など企業のお金を握っている決裁者にアプローチして契約を取りに行きます。

法人の場合は個人~小規模企業だと社長、中堅~大企業だと部長クラス以上であることが一般的です。